たま子軍団の日常

たま子軍団の日常を記します。たまーに麻雀の話。

団長は背中で語る 1

ブログを書き始めたおかげで僕はたま子軍団のしたっぱ+広報係ってことになった。ありがたい話である。

今日は、実際にあった団長の感動エピソードを紹介したい。

 

前回の軍団紹介でもあったように、たま子軍団には最高位戦所属のプロが4人いる。皆最近プロになったばかりの新人ではあるが、プロとして結果を残そうと日々研鑽を積んでいる。ところでこの環境の変化によって何が起こったか。

 

それは競技麻雀のセットをするようになったことである。プロの彼らに関して言えばこれは当たり前の話だが、なぜかプロではない僕も時々これに混ぜてもらうことがあるのだ。

「なんで僕まで競技麻雀やる必要があるんですか?」と団長に聞くと、

「俺の強さをお前がこの先皆に語るためにはお前に俺と同じフィールドで打ってもらわなければならないからだ」と返された。

 

なるほど、つまり、僕も競技麻雀をやらないと団長の何が強いのかを理解できない、ということなのだろう。

 

確かにその通りだ。例えば天鳳を例に挙げるとして、このゲームは着順が全てであるから、収支戦よりも「鳴かせにいく」「差し込む」といった事をする場面が多いし、局面によっては「こいつにだけは放銃できないから」と、満貫聴牌を簡単にオリる場面もあるくらいだ。

 

しかし、上記に記した事を天鳳をしてない人がすぐに理解をするのは簡単ではないだろう。理解できないということは無いと思うが、少なくとも「実際にそのフィールドで体験してみることで分かってくる周囲の凄さ」というものは間違いなくある。

 

というわけで「流石団長だな」と納得した上で僕も競技麻雀というものに触れてみよう、ということになった。

 

「ところでなんで団長は最近プロになったばかりなのに既に自分の競技麻雀に自信があるんだろうか」という疑問がないといえば嘘になるが、まあ聞いたところでいつも通り「黙って俺についてこい」と返されて終わるだろうから、そこは聞かなかった。何を始めるにしても最初っから自信満々なのもまた、団長の凄さなのである。

 

そんなわけで、アマチュアの僕が競技麻雀に関して色々語るのはお門違いな気もするが色々感じたところはあったのでこれはまた別記事にさせて頂こうと思う。

 

さて、本題に戻るとしてこれは団長、嵯峨、市原、そしてもう一人最高位戦のプロの方をお招きして行った競技セットをした時の話である。

この日は僕はしたっぱとしてひたすら後ろ見に励むことにした。団長に言われてからある程度競技麻雀に触れてきたので、きっと団長の凄さを少しは理解できるだろうと楽しみにしつつ、僕は団長の後ろに座った。

 

そして予想通り、いや、予想以上に、この日、僕の中で恐らく一生忘れることのない局が生まれた。