たま子軍団の日常

たま子軍団の日常を記します。たまーに麻雀の話。

自分が影響を受けた麻雀戦術本を振り返る2

前回

https://heppokopondelion.hatenablog.com/entry/2019/12/22/171719

 

3ヶ月振りの更新

 

更新が遅くなってしまった理由は至って単純で、ただめんどくさかったというだけである

 

ってかブログの更新がしばらくなかった理由に「めんどくさかった」以外の理由なんて存在しないだろう

 

しかし自分の過去を振り返る記事を自ら進んで書き始めておきながら「すいません書くの疲れちゃいましたw」なんて理由であっさり終えてしまうのはダサいというか全く仕事ができない無能野郎っぽさが半端ではないのでやっぱりちゃんと書き切ることにする(ちなみに僕は大学三留中の無能である)

 

 

 

 

というのはまぁ嘘ではないのだがどちらかというとこれから話す事の方が今回再びこうしてブログを書くことにした大きな理由となっている

 

 

それは何かというと

 

 

天鳳民の自分語りブログがめちゃくちゃ面白い

 

最近色々な天鳳民がブログを書いてくれているので暇な時によく読んでいるのだが

 

筆者の生々しい体験が記されたものが一番読んでいて面白い

 

僕はこう感じる

 

例を挙げるのであれば、

 

さらなる高みさん

もりもりおにぎりさん

協会の木原pのブログマガジン

長い夢さん

 

これらの自己体験記に関する話が読んでいて本当に面白いのだ

 

特に長い夢さんに関しては本当にもっと沢山の記事を読んでみたい

 

自己体験記と鳳東検討、これら全て本当に読み応えがある

 

例に挙げた方々の内容はどれも千差万別だ

 

雀荘で出会った人の話、鳳凰卓到達するまでの話、自分がメンバー時代だった時の話、天鳳が本当にしょーもないゲームだという話、etc.

 

これらの何が面白いんですか?と聞かれても僕はうまく説明できないのだが、

 

「よくわからんけどなんか面白い」

 

のだ

 

 

もちろん

「国内最高峰オンライン対戦麻雀天鳳の最上級レベル""鳳凰卓""牌譜検討 〜南場のゲームメイクと押し引きの重要性〜」

 

みたいな「うわこいつ天鳳に人生壊されてんな」と思わせるようなガッチガチの麻雀オタク記事みたいなのも僕は好きだしそれはそれでとても面白いしそういった有益な麻雀戦術に関する記事がこの世に沢山溢れているのは間違いないしありがたいのだが(なんなら僕はtacos氏の鳳南研究所の記事が大好きだ)

 

天鳳民のブログで一番好きなのはなんですか?」と聞かれたら

 

僕は間違いなく

 

天鳳民が自分語りしてるやつが一番好きです」と答える

 

 

で、僕は先日天鳳民と一緒に麻雀旅行をしに行った

 

旅行前は「人生ゲームをやろう」「温泉入ってから布団でトランプしよう」などと皆楽しみにいていて完全に少年の心を取り戻しに行く旅になるかと思われたが

 

結局旅行参加者全員が赤牌と金牌に脳を焼かれた豚だったので2日間麻雀だけをして終わってしまったのだが(まあそりゃそうだ)

 

その旅行の参加者に、さっき述べた面白いブログを書くもりもりおにぎりさんがいたのだが

 

「早く戦術本レビューのあれの続き書いてよ」

と言われ、

(あぁそういえばそうだったな)

 

となったのだった

 

そんなわけでこれから自分が書く記事が果たして読者に取って面白いものとなるのかどうかは分からないがとりあえず完結するまでは書くことにする

 

 

 

前回のあらすじ

武夫おじいちゃんの本から何も学べず

福地誠コンビニ本で愚形即リー覚える

ホーリー本読んで鳴きちらかしマンになる

2015年なう

 

といった感じだ

 

 

さて先ほど麻雀打ちの人生体験記は本当面白いという話をしたと思うのだが、

 

そのコラム、戦術本の内容共に凄く面白かった本がこれである

 

雀ゴロK本1

発売日 2015年6月24日

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内容☆☆☆☆☆

面白さ☆☆☆☆☆

ギャンブル☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

恐らくこの時期に馬鹿売れた戦術本はホーリー本とこの雀ゴロK本の2強だったんじゃないか

 

当時の僕からしたらホーリー本と並んで勉強になる内容ばかりだった

 

細かい鳴きの技術を更にこの本で学んだ気がする

 

 

もちろんリーチは強いが、役牌バック仕掛け、食い伸ばしを含め麻雀において鳴きの技術もとても大切だということを再認識した僕は副露率の高い打ち方を続けていったのだった

 

そしてこの本のもう一つ面白いところは筆者の鉄火場日記である

 

大学生の僕からしたらとんでもないレートのセットの話がコラムとして書いてあったのだがこれが本当に面白かった

 

とても生々しい内容が綴られているので是非皆さんも読んでみてほしい

 

 

さて、前回の記事で僕は戦術本を読みながら天鳳をすることで強くなろうと考えた話をしたと思う

 

雀ゴロK本を読んだ段階で僕は麻雀を覚えて1年程が経過していた

 

基本的な点数計算も覚え、天鳳も流石に南場に関してはラス回避を意識したが基本的にはひたすら戦術本で学んだ通りに打った(打っていたつもりだったという表現のほうが正しいと思うが)

 

2015年が終わる頃の僕の天鳳の成績をここでアップする

 

戦術本というものは本当に素晴らしいものだと実感することになった

 

 

 

 

 

 

 

 

麻雀覚えて1年半程経った時の記録

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特上卓の成績

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これが何を意味するのか、恐らく天鳳をしている人には分かると思うが

 

三段降段寸前(特上はレートが足りなくて6戦しか打ててない)

 

 

 

 

なんだァ…………????

 

俺は鉄強プロと雀ゴロの打ち方を真似してるのに特上卓すら入れないだと?????

 

 

そんなことが許させるのか????

 

 

もしかして天鳳って信じられないくらいレベルが高いのか????

 

 

俺が今まで麻雀に費やしてきた時間と戦術本に費やしたお金は一体なんだったのだろうか???

 

 

………ひょっとして俺には麻雀のセンスが全く無くて趣味として向いていないんじゃないか????

 

 

思い返せば将棋もルールだけ覚えて結局長続きしなかったな

 

 

多分俺より才能あるやつがあの戦術本読んだらすぐに好成績を残せるんだろうな

 

 

そんなことばかり考える毎日だった

 

 

ポンコツ頭ゆえに「まあ戦術本に書かれたこと徹底しとけば六段くらいにはなれるだろう、なんなら鳳凰卓入りもわんちゃんあるなw流石にそんじょそこらのやつよりは勉強してるし打数も重ねてるしいけるっしょw」

 

 

なんて思っていたのに蓋を開けてみれば特上卓を追い出されて終わった。

 

 

あまりにも理想と現実がかけ離れすぎていたもんだから「もう麻雀を本気でやるのはやめよう、俺には向いてないしたまーにやるくらいでいいや」となってしまった

 

ちなみに誤解のないように今のうちに言っておくがホーリー本と雀ゴロK本は本当に読んでおいて良かったし、自分の雀力向上に繋がっていることは間違いない

 

 

ただ自分が高望みしすぎていただけの話である

 

自分はこれらの戦術本から沢山の麻雀の基本的な戦術を学べたのだから成長していたのは間違いないのだ

 

 

 

だが目標と現実がかけ離れすぎていたせいで当時の自分は「戦術本読んでも強くなれなかった」と誤認していた

 

 

ヤケクソになった僕は「もうこんなクソ雑魚な成績のアカウントは嫌だ」と新しいアカウントを作って再び一般卓を打ち始めることにした

 

 

駅から大学への途中にミスタードーナツがあるのだが、僕はそこによく行っていた

 

天鳳の新しいアカウントを作った時も僕はそのミスドにいた

 

 

新しいアカウントの名前、どうすっかな

 

別にただ暇つぶしで遊ぶだけだからなんでもいいな

 

ぼーっと店内を眺めていると何やらキャンペーンをやっているらしく、それのプレゼントかなんだか知らんがタオルに描かれた「ポン・デ・ライオン」がこっちを見ている

 

 

……まぁなんでもいいや

 

スマホに「ぽんでらいおん」と打ってそのまま一般卓を打ち始めた

 

新人ぽんでらいおんの初戦は3着だった

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真面目に天鳳をやる気は完全に失せてしまっていた

 

だけど暇な時くらい麻雀で勝ってちょっといい気分になりたかった

 

だから一般卓なら勝てるもんなという理由で新しいアカウントを作ったし、なんなら気分次第でMJのアプリを打ったりもしていた

 

何も考えずにダラダラと打っているだけなのに当たり牌がどんどん出てくるから悪い気分はしなかった

 

もう麻雀の勉強なんてしなくていいや、これで十分だな

 

そんなことを思いながら気づけば2015年は過ぎ去り、2016年を迎えた

 

 

試験をサボり沢山単位を落としたが大学のサークルがとても楽しかったし麻雀も前と違って暇な時にてきとーにやるくらいだったから、この世の終わりみたいなGPAを取ってしまい早くも1回目の留年がほぼ確定してしまったことを除けばとても楽しい毎日だった

 

 

まさか数ヶ月後に僕の麻雀に対する向き合い方が再びガラっと変わる出来事が起こるなんて、完全に麻雀のモチベーションを無くした当時の自分は1ミリも予想していなかっただろう